第70章 フォームを作ってみよう


コンソール・アプリケーションばかりでうんざりしていませんか?

この章ではGUIのプログラミングを紹介します。

C#では、ウィンドウをフォームと称します。



C+Win32APIでウィンドウを作るのは、結構面倒くさいです。しかし、C#ではあっという間にフォームを作ることができます。

まずは、前準備ですがVS2005を使っているときの例を示します。

1.コンソールアプリケーションと全く同じ方法でプロジェクトを作成します。
2.ソリューション・エクスプローラで「参照設定」を右クリックし「参照の追加」を選択します。
3.System.dll, System.Windows.Forms.dll, System.Drawing.dllを追加します。(本章の
プログラムではSystem.Drawing.dllは不要ですが一般的なFormプログラミングでは必要なので追加しておきます)
4.ソリューション・エクスプローラでプロジェクト名を右クリックして「プロパティ」を選択します。
5.出力の種類を「Windowsアプリケーション」に設定します。
前準備はこれだけです。さっそくソースプログラムを書いてみましょう。
// form01.cs

using System.Windows.Forms;

class form01
{
    public static void Main()
    {
        Form f = new Form();
        Application.Run(f);
    }
}
たったこれだけです。実行すると、次のようなフォームが出現します。

これは、最も簡単な方法でのフォームの作り方ですが、一般的ではありません。

詳しくは、別な編で詳細に解説します。




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Update 15/Oct/2006 By Y.Kumei
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